ブックタイトルvol.133

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概要

vol.133

国内最大2mの望遠鏡で冬空の天体観測を朝霧の町として知られる佐用町。朝晩の気温差が激しい日の夜明け頃には、夏でもダイヤモンド佐用ソサエティの上階から、ゴルフコースや周辺の山々までを覆う朝霧を見ることができます。「佐用の朝霧」の本番は、11月の晩秋から冬にかけて。町を覆い尽くす神秘的な朝霧は、まさに「雲海」。遠くからも見る人が多く訪れる佐用町の冬の風物詩を、暖かなお部屋から贅沢にお楽しみください。町を覆い尽くす朝霧の海国内最大の口径2mの「なゆた望遠鏡」で、一般の人も星を見ることができる「兵庫県立大学西はりま天文台」は、ダイヤモンド佐用からは車で約20分。晩秋の早朝、「佐用の朝霧」を見る絶好のスポットでもある大撫山の山頂にあります。通常は、園内のロッジに宿泊する人のみが参加できる天体観望会ですが、土曜と日曜の夜には、日帰りでも参加することができます。時間は19時30分から21時まで。定員がありますので、予約が必要です(1週間前から前日まで受付)。近くでみる「なゆた望遠鏡」は、圧巻のひと言。一般に公開されている望遠鏡では世界最大というのにも納得できます。公開施設であるとともに、2012年からは兵庫県立大学の研究施設となり、観望会の後には、兵庫県立大学の研究員による研究観測が毎晩、夜明けまで行われています。天文台の1階には、研究成果のポスターなども展示され、「なゆた望遠鏡」で撮影された美しい星の数々も見ることができます。「なゆた望遠鏡」と観測装置。可視光分光器、眼脂官房装置、3波長同時近赤外線カメラ、可視光撮像装置から成る。望遠鏡の仕組みを見学者に説明する天文科学専門員 理学博士の鳴沢真也先生。兵庫県立大学西はりま天文台(南館)は、なゆた望遠鏡の能力を最大限に発揮できるように設計されている。兵庫県立大学西はりま天文台0790-82-0598(観望会の予約・問い合わせ先) 兵庫県佐用郡佐用町西河内407-2 9:00~21:00、館内見学時間/9:00~18:00(北館は~17:00) 第2、4月曜(祝日の場合は翌日休) 無料※2016年1月上旬から3月中旬は、なゆた望遠鏡のメンテナンスのため運用中止。夜の観望会は60㎝望遠鏡を使用して実施。佐用44