ブックタイトルvol.133

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概要

vol.133

6 578鉢から威勢よくはみ出す海老の天麩羅。お箸でおもむろに押さえ、出汁に沈めると、ジューッ。3D映画そこのけのシズル感はハンパではなく、「ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル」のスタッフも足繁く通うという『いしはるうどん』。エンタテインメント性たっぷりの豪快なスタイルは、「自分の箸でジュッといわせたいという、お客さんの要望から生まれたもの。ふつうの天麩羅粉で、ふつうに揚げてるのですが」とご主人の石井俊二さん。歯応えのある讃岐うどんに、モチモチ感が加わった麺は野太く、昆布とかつおがベースの出汁をたっぷり吸って、ググッと喉を滑り落ちます。食べても食べても鉢の底が見えないのは、「手打ちうどん2玉」がスタンダードという大盤振舞だから。昼時は行列ができるという名店の気取りのなさも好ましい限りです。わざわざでも食べに行きたい“技あり”うどん5.これが噂の「ジュッ」スタイル。スペシャルうどん830円は、生卵、肉、あげ、天麩羅、わかめ入り。天麩羅うどん580円、肉天うどん730円など驚きのお得感もうれしい。 6.「うちにしかない食感を出そうと、麺の打ち方にはこだわってます」とご主人。7.元々は米穀店から製麺所を始め、うどん屋オープンに至ったそう。地元の常連客はもちろん、観光客も足を運ぶ。8. 注文が通ると、片や打ちたて麺を湯にくぐらせ、片や天麩羅を揚げる。お店の人が「ふつう」というやり方が、旨いうどんを運んでくる。いしはるうどん086-477-6887 倉敷市児島唐琴3-6-57 11:00~18:30 月・第3日曜55