ブックタイトルvol.134

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概要

vol.134

平福の町並み、道の駅・宿場町ひらふく佐用川沿いの石垣の上に建ち並ぶ並ぶ土蔵や川屋敷は、平福ならではの景観。ダイヤモンド佐用から車で25分ほどの平福は、関ヶ原の戦いの後、池田氏によって5年の歳月をかけて築かれた山城の城下町。しかし、わずか30年でその役目を終え、江戸時代には因幡街道最大の宿場町として栄えたことで知られます。「鳥取自動車道の開通で山陰方面へのアクセスが便利になり、観光へ行かれるお客様も増えたので、途中で立ち寄ってみてはいかがですかと、よくおすすめするのが、この平福です」と話す山上利明マネージャーが、まず足を止めたのは『道の駅・宿場町ひらふく』。店内には、佐用の特産品や、ご当地グルメなどが販売されています。お土産を物色した後は、宿場町の風情を漂わせる川端風景の散策へ。そこで出会ったのが、武田殖し げいち一さん。「せっかく平福に来てくれた人に、もっと町の魅力を知ってもらって、ゆっくり過ごしていただきたい」と、私設観光案内所を自宅の敷地内に設け、町をアピールしています。標高373mの利神山の上に建つ利神城跡も、佐用川のほとりから見上げれば、すぐそこに。土壁の川屋敷や土蔵を映す川面の光景など、ホッとする空気感がここにはあります。山上マネージャーとそぞろ歩く平福の町佐用38