ブックタイトルvol.134

概要

vol.134

旅の楽しみは道の駅めぐり。そんな産直市場ファン、意外と多いのではないでしょうか？あずみ野温泉ホテルに滞在したら、ぜひとも足を運んでみたいのが「ビフ穂高」。安曇野の農産物や加工食品を豊富にそろえ、遠来からの観光客だけでなく、地元住民の利用者も多く集める産直スポットです。一番人気は、なんといっても地元農家から届く新鮮な朝採れ野菜。青々としてみずみずしさいっぱいのクレソン、立派な自然薯、ピンと張りのあるキノコなど、信州ならではの山の幸に思わず大興奮。春先から出回る蕗の薹、こごみ、うど、たらの芽などの山菜を目当てに通ってくるファンも少なくありません。店内の反対側には、そば粉のパンや豆乳入りの生地で作るおやきなど、信州産の食材を生かして開発されたオリジナルの産直品がずらり。一般客が参加できる加工体験工房、そば打ちハウスも別棟にあり、ここで作られる豆腐や味噌も人気商品のひとつ。「長野は保存食作りが盛んなので」と、組合理事長の河村佳次さんが見せてくれたのは伝統食品の〝凍り餅〟。おいしいものとの出会い、学びもいっぱいのアンテナショップです。14 32vビフif 穂高0263-81-5656 長野県安曇野市穂高有明7751-1 （4月25日～9月30日）8:00～17:00　（10月1日～4月24日）8:30～17:00 無休1.地元安曇野産の米、雑穀など、穀物類の顔ぶれも豊富。 2.フルー5ツ王国らしく、自家製のジャムもバリエーションいろいろ。 3.野沢菜、ひじき、切干大根などを豆乳入りの生地でくるんだ蒸しまんじゅう。信州名物のおやきをアレンジしたもの。 4.秋冬のシーズンの果物コーナーは、りんご一色に。主要品種は“ふじ”。 5.直売所前には安曇平と東山の雄大な眺めが開ける。併設の食堂で食事もできるため、ドライブのついでに立ち寄り、ゆっくり半日ほど過ごしていく家族連れも多い。43