ブックタイトルvol.134

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概要

vol.134

が変更になりました。それも近年のウイスキー人気を背景に、ウイスキーに深く関心を寄せる来場者が増え、ウイスキーづくりやウイスキーそのもののこだわりをより深く知りたいという要望にも応えるためだとか。新しい蒸溜所ツアーは少人数での催行により、臨場感のある製造工程見学に加え、蒸溜所ならではの希少なウイスキー原酒の試飲を体験できるといいます。白州蒸溜所は、できればゆっくりと施設を散歩するようなつもりで訪れてみたいものです。ウイスキーは時間が育てるお酒なのですから。キルン塔を模したウイスキー博物館内の展示。サントリーのウイスキーづくりの紹介をはじめ、世界のウイスキーにまつわるあらゆる品々が展示されています。展望台に上がれば、南アルプスの山々も一望できます。中央自動車道、須玉インターチェンジからほど近い北杜市武川町山高にある『実相寺』には、根回り13.5mの大きなエドヒガンの桜があります。樹齢2,000年ともいわれ、桜としては日本一の古木です。伝説では日やまとたけるのみこと本武尊が東夷征定の折りにこの地を訪れ、その際にこの桜を植えたといわれています。神代の頃よりの桜がゆえに「神じんだいざくら代桜」と名がつきました。後に、日蓮聖人が訪れた際、この桜が弱っているのを見て、回復を祈念したところ再生したため、別名「妙法桜」とも呼ばれています。何れにしろ銘木には違いありません。強風にさらされ大雨に見舞われたこともあったでしょうが、じっと耐え、2,000年間休むことなく花を咲かせてきた、その逞しさにただただ感動。そして、花の見事なこと。大正11年10月に国指定天然記念物に指定されて以来、この桜に会うだけにこの地を訪れる人々が絶えないのもよくわかります。日本三大桜の一つ「山高神代桜」南アルプス山麓に広がる蒸溜所。木々が生い茂る緑豊かな森のなかに、製造棟や貯蔵庫、ウイスキー博物館やレストランなどが点在します。サントリー白州蒸溜所0551-35-2211(9:30?16:30)山梨県北杜市白州町鳥原2913-1年末年始、工場休業日http://suntory.jp/FACTORY/ を参照電車:JR中央本線小淵沢駅よりタクシーで約10分、車:中央自動車道小淵沢ICより約15分※車・バイク・自転車を運転の方のご試飲はできません実相寺0551-26-2740山梨県北杜市武川町山高276359