ブックタイトルvol.135

ページ
10/76

このページは vol.135 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

vol.135

数々のご利益に出会う      ?1日目?伏見外国人から絶大な人気を誇る「伏見稲荷大社」は、あらゆるご利益を授かることができる聖域として、さまざまな願いの成就を求めて、多くの参拝者が訪れています。また、伏見の南東に位置するお茶処・宇治にも、多くのご利益を授かることができるスポットが点在しています。1泊2日の宇治・伏見の旅で、新たな幸せの扉を開きましょう。海外からも注目される美しい朱色の千本鳥居神域として崇められる稲荷山にはあらゆる神が 多くの外国人観光客で賑う伏見稲荷大社。ある旅行口コミサイトによる調査では、外国人観光客に人気のある日本の観光地として2年連続で1位に選ばれるなど、海外からの注目度が高まっています。そのお目当てはなんといっても〝千本鳥居?。朱色の鳥居がトンネルのように稲荷山の頂上まで続く景色をひと目見ようと、平日でも多くの参拝者で賑わっています。鳥居がたくさん並ぶ理由は〝願い事が通る?との語呂合わせから、江戸時代より鳥居を奉納する信仰が広まったため。今もその数は増え続けているというから驚きです。 伏見稲荷大社は全国各地に3万社以上祀られている稲荷神社の総本宮で、標高233mの「稲荷山」全体が神域として崇められています。国の重文に指定されている本殿は、1468(応仁2)年に焼失したのち、1499(明応8)年に再興されました。度重なる修復が行われ、現在の姿を残しています。創建は711(和銅4)年と伝わり、古くは食物や諸願成就の神として、中世以降は商売繁盛の神としても信仰を集めるようになりました。本殿の背後に広がる稲荷山にもそれぞれに異なるご利益がある、いくつもの社が祀られています。千本鳥居の景色を楽しみながら、ご利益に出会いにいきましょう。伏見稲荷大社09:00K y o t o京都編08