ブックタイトルvol.135

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概要

vol.135

 井上成三さんと門田和男さんは送迎バスを担当するコンビ。電車やバスで来られるお客様が最初に会われることが多く 〝有馬温泉ソサエティのファーストインプレッション?として活躍中です。2人ともサービス業は有馬温泉ソサエティが初挑戦で「言葉遣いやマナーなど、慣れないことに戸惑いも多かった」と口をそろえますが、送迎の様子を見ていると、そんな戸惑いの日々は昔のことのようです。 心がけていることは「『笑顔で丁寧に』。最近はお迎えの際に温かいおしぼりをお渡ししておりますが、多くの方が喜んでくださいます」と門田さん。井上さんは「一時的に送迎が集中しても、必ず気持ちに余裕を持つこと。万が一お待たせしてしまう場合は先にお声がけするなど、余裕があれば広く目を配ることができます」。送迎のわずかな時間で、いかに心地よく過ごしていただけるかを、日々考え実践中です。送迎のわずかな時間の中で少しでも喜んでいただきたい2人とも定年退職した後の再就職になりますので、当館の指導はもとより長年培われてきた“人への思いやり”を存分に発揮した送迎サービスが大変好評です。これからも気配り・目配り・心配りをモットーに有馬の顔として活躍して欲しいと思っています。ダイヤモンド有馬温泉ソサエティ本館・新館 支配人 吉村 英太郎支配人からの推薦状 夕食にお酒を嗜まれるお客様が多い箱根ソサエティでは、レストランマネージャーである臼井さんの日本酒ソムリエさながら、料理との相乗効果を考慮したお酒の案内が好評を博しています。「箱根の地酒はもちろん、静岡にもいい銘柄が多いので、プライベートでも色々試して情報収集に努めています」例えば、脂がのった魚にはキレ味鋭いお酒、発酵素材には品格ある熟成酒など、料理長や支配人と打ち合わせ、食とのマリアージュを身上にその時期に一番美味しい銘柄を仕入れるのも臼井さんの仕事。「辛口、甘口、旨味が強いもの、ゆっくり時間をかけて飲みたいなど、お客様が求めるタイプやシチュエーションに合わせ、おすすめします」。 施設内には芦ノ湖を眼下に見下ろすラウンジも完備。美味しいお酒に酔いしれる、箱根の夜をぜひ!お酒愛好家のお客様に料理に寄り添う酒をご提案長身・大柄の見た目からは想像もつかないほど、細やかな気遣いができる臼井は、長年のお客様からも息子や孫のように可愛がっていただいています。豊富な知識の中、お客様の嗜好をきちんと把握し、料理がさらにおいしくなるお酒をご案内させていただきます。ダイヤモンド箱根ソサエティ・ドギーズパーク箱根 支配人 友原 浩明支配人からの推薦状 予約などを受け付けるエントリースタッフとして、電話越しに日々お客様と接している渡辺功子さん。「お客様と関わるのは電話のみですが、覚えていただくこともあり、お客様が来られた際にフロントに呼んでいただきご挨拶させていただいたことも。本当にうれしかったですね」 声だけのやり取りなので、電話対応には特に気をつけているそうです。「年配のお客様へは、ゆっくりと聞き取りやすく話すように、お客様が急いでいるな、と感じた時には、少し速めに話すなど、相手の声の雰囲気から状況を察して、臨機応変に対応することが大事だと思っています。ご予約の内容を間違えるわけにはいかないので、しっかりと復唱したり、分かりやすく伝わるよう心がけています」。表に出ての接客はありませんが、声のやり取りでお客様の心を掴み、裏方からホテルを支えています。声だけのやり取りでお客様の心を掴む渡辺はまず、電話を取るスピードが違います。時には鳴る前に取っていることがあり、驚かされます(笑)。素早く正確な対応にご好評いただいており、お客様からはご予約の際、渡辺に対応して欲しいとの指名をいただくこともあります。お客様のことをしっかり把握している頼もしいスタッフです。ダイヤモンド京都ソサエティ 支配人 田村 嘉章支配人からの推薦状有馬温泉ソサエティ本館・新館 送迎担当 井上 成三さん(左)、門田 和男さん(右)ダイヤモンド箱根ソサエティ レストランマネージャー 臼井 慎吾さんダイヤモンド京都ソサエティ エントリースタッフ 渡辺 功子さん03