ブックタイトルvol.147

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概要

vol.147

旅の思い出作りを応援したい私が入社したのは98年3月。八ケ岳、あずみ野、鎌倉の3つのホテルで約20年を過ごしました。なかでも八ケ岳は最初の勤務地であり、約14年を過ごしたとても思い出深い場所です。八ケ岳は美術館を併設しており、私は美術館の企画や作家との折衝をはじめ、展示替えなどを担当していました。とはいえ特に美術に精通している訳ではなかったため、美術に詳しい会員様にサポートしていただきながら取り組みました。当初は私が20歳過ぎ、その会員様は私の母親と同じくらいの世代だったため、叱られたり褒められたり、息子のように接していただいたのを覚えています。当社は会員制ホテルということもあり、会員様とスタッフとの距離感が家族のように近く、ホテル時代には本当に多くの方にお世話になりました。17年10月からの本社勤務になった今でも会員様からお電話やお手紙をいただくこともあり、本当にうれしく思います。さて、本社勤務になってからは現場のサポートをする仕事になりました。加えて、本誌「ゆとり旅日和」の編集にも携わることに。「ゆとり旅日和」では、これまでにも多くの旅の情報を提案してきましたが、さらに有意義な情報をお届けするため、リニューアルを果たしました。実体験によるリアルな情報をお伝えできるように、取材にはホテルスタッフが同行。また、ホテルの料理をより魅力的に感じてもらえるよう、写真の撮り方なども工夫しています。今後もこの「ゆとり旅日和」が新たな旅のきっかけになり、皆様の旅の思い出作りに役立てることを願っています。ダイヤモンドソサエティ本社萩原司現在は本社で、各ホテルや会員様のサポートに奔走。会員様からの問い合わせの電話などにも対応し、忙しい日々を過ごしています。あずみ野、鎌倉、八ケ岳で支配人を務めている7年7ヶ月の間、毎月欠かさず会員様に自作のハガキを出していました。たくさんのお返事をいただき、会員様との距離も縮まっていったようです。鎌倉(写真)やあずみ野でも支配人代理、支配人として勤務。なかでもあずみ野は、ダイヤモンドソサエティの原点だけに学ぶことが多かったそう。67