ブックタイトルvol.151

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概要

vol.151

「誰かに優しくしてもらったら、次の人にそマジックにかかっているだけ。きっとふつうに暮らせば、今見えているものも見えなくなる。こう思い返すようにしている。出す。旅の途中でなにかが羨ましくなった時には、の優しさを手渡してあげてね」そう教えてくれた、大好きな人のことを思い「こんな景色が毎日見られるなら、京都に住染める。鴨や大きな鳥が川を泳いでいる。想の自分像を描き出す。んでみたいな」熱に浮かされた頭は、すぐに旅先で暮らす理がある。鴨川ほど広い遊歩道はないけれど、けれども。わたしの暮らす下町には、隅田川きっかけをもらうのだ旅e ss ay旅が教えてくれることチヒロ(かもめと街)浅草育ちの街歩きエッセイスト。散歩好きの女性に向けて「知られざる街の魅力」を届けるWebマガジン「かもめと街」を運営。「ここに住みたいな」けれどそれは、旅という非日常に浮かされた教えてくれる。知らない人が優しく道を案内してくれた店の人が温かく迎えてくれたいつもは見られない夕空がきれいだったふと、そんな風に思う。は、いつもの日常で見落としているものを「ほら、あっちの方に虹が見えますよ」と声を知らない人にもにこやかに接しているだろうかこんな風に人に優しくできているだろうかを歩いた。自分が住む街にも同じようにいいところがあ川沿いのカフェで休んでいると、店員さんがるはずじゃないか真夏の京都をひとり、炎天下の中、鴨川沿いかけてくれた。川に反射する夕日が、辺り一帯をピンク色に「いつもあるもの」はにも同じように良いとこそんな風に日常を思い返すと、今自分の住む街そ、旅へ出て日常の素のんびりぷかぷか浮いたり、大きなアオサギや美しい羽を持つカワセミだっている。かわいいユそれに温かく迎えてくれる喫茶店や食堂だってたくさんある。リカモメが自由に空を飛んだり、、。晴見Profileろらえがしにあさくるをいこ再。と認だに気webマガジンhttps://www.kamometomachi.com/からこ識するづく。10